木曜日, 10月 06, 2011

Steve Jobs Died.

Steve Jobsの訃報がAppleにあがっている

予測されていた事だ。私の言葉は同じだ。

ありがとう、スティーブ。

Thank you, and so long, Steve. You are a true miracle at this stage of digital era. And may your truth continue to thrive in Apple hereafter ever.

土曜日, 9月 03, 2011

Steve Jobs Resigned Apple CEO (English)

Preface: I'm not English native so please bear my poor text.

Steve Jobs resigned Apple CEO. People are writing everything, such that the Apple charisma gone, worry about coming products, stock, etc, etc..
But this has been expected if you have watched him these years. So settle down. It's a due course.

Apple is the world's best company.  Steve came back to the almost dying Apple and resurrected it, and it's Market Capitalization exceeded Microsoft in 2010, and finally the Exxon (though only shortly).

World best. But it doesn't look like that. Why? Microsoft of course.
The company is tightly connected with the big companies and other business sectors, doing good at conforming with organizational workflow.
What Microsoft has produced is not the Personal computer. It's a business tool. The ugly Windows PC hardware and the ugly Windows GUI doesn't inspire my curiosity and creativeness. Many people use it as a personal tool because they are accustomed to it in their business life. The "market" and the 'install base' are all about it.
What Microsoft cares (if ever) is functionality. Or they never cares other than that. They will say: "That function is there under the push button icon. What else matters? Otherwise it's all up to you." Quite industrial and corporate-like.

Then what has Apple created? User Experience. They are particular about usability and stand for the users. And as a part of experience, they make beautiful products. You will understand it when you see MacBook Air or the Apple Wireless Keyboard. Those are ideals of the industrial design.

MacBook Air
Apple Wireless Keyboard

It's about aesthetic, and they never slight it. It's almost like a Japanese tea-service host who does everything to produce beauty at the tea ceremony. Beauty there should be modest and yet when you look at it close it's full of consideration and esprit.
Can you imagine a PC other than MB Air with Lion desktop that fits in a Japanese tea-ceremony room?


"Technology alone is not enough. It's technology married with the liberal arts, married with the humanities, that yields the results that makes our hearts sing." -Steve Jobs

And Apple leads innovation. They go first.
Apple never says like Microsoft and other companies: "For our royal customers we provide this function and that."  Apple never says that way.
Apple says: "The world will change. The new era like this will come. So, Follow me."
And Steve shows something that heralds the new era. Innovative minds go for it, and conservative, frozen minds let it go past.

Am I weird?  Maybe so. But in these situations I remember my pottery mentor Jissei Omine's saying: "Only those who can understand it, understand it."

Jobs has a strong face. Zen Buddhist like? And his attitude is somewhat different from typical American businessperson. He has something inside. Some truth.
What is it?
What is his secret truth?
Has Tim Cook and Apple inherited it from him?

That will reflect to coming products. So you have no reason to be upset now. Just watch Apple's coming products. We are buying not their thoughts, but the outcome of their thoughts, the products. When you see their products, you will know who has been creating those so far, and what will happen to them.
As long as their products are something like jewels or arts which you cherish and adore to possess, Apple will be safe and sound. Just watch the products coming. You will see the answer.

Of course it's a different matter who will present them to us so beautifully. It was Steve Jobs' most visible and valued role. And that also helped us grab the meaning of the coming innovation.

As a physician, I'm talking about him cool. However, if I had been the pathologist who diagnosed his pancreatic cancer as curable, as Steve says, I also had cried. Steve is just a CEO of a mass production company, and yet is connected to us thus tight and intimate.

Someone said "Steve made me". Now I recognize it surely and really. Steve made me. If it had not been for the tools Steve and Apple created, I have not been who I am now.

Thank you, and so long, Steve. You are a true miracle at this stage of digital era. And may your truth continue to thrive in Apple hereafter ever.

Steve Jobsの辞任

Steve Jobs氏がApple CEOを辞任した。

みんないろいろ書くだろう。やれAppleカリスマの消滅、今後の製品の質への懸念、株価、将来予想などなど。。
しかし、これは予期されていたことだ。ここ数年の彼の姿を見ていて、そう思わない人はいないだろう。だから、みな落ち着くべきなのだ。当たり前のことが起こっているに過ぎない。

Appleの世間的評価は「世界最高の企業」である。死に瀕していた会社が、Jobs
の再来で蘇生し拡大し、ある日マイクロソフトの株価を抜き、そして(瞬間的だが)時価総額でエクソンを抜き、世界最高となった

「世界のトップ」である。しかし一見そう見えないのはなぜか? もちろんマイクロソフトがいるからだ。かの企業は大企業(や官庁)を牛耳っていて、固着した企業文化・組織文化へ適切な対企業的対応をして、うまくやっている。

彼らが作っているものは「パーソナルコンピュータ」ではない、「ビジネスツール」だ。
Windows PCのアグリーなハードウェア、Windows自体のアグリーなGUIは、私の想像力や好奇心を刺激しない。好奇心をもってそこで何かを創造的に展開する道具にならない。仕事場で使って慣れているその機械を、そのままプライベートでも使う人たちがたくさんいるというわけだ。
市場原理・インストールベースという単語が全てを表現している。

Windowsは(もしも気にしているならば)何を重視しているか? それは「機能」だ。あるいはそれ以外にこだわらない、ともいえる。早い話が「仕事で使えればいいだろ、そこに押しボタンがあるから。後は好きにしてくれ」ということで、ほとんどの場合、その先で美しさには結びつかない。そんなことには関心がない。産業的・企業的といえる。(純正ハードウェアと結びついていないのでそれ以上先へ行けないということもある。)

Appleは何を作ってきたか。ユーザーエクスペリエンスを作ってきた。使い勝手に徹底的にこだわり、ユーザーに寄り添う。
そしてエクスペリエンスの一部として、美しいものを作る。MacBook AirやApple Wireless Keyboardを見ればわかる。工業デザインの見本・理想図のような仕上がりだ。
美意識があり、最高のクォリティまで妥協しない。

MacBook Air



Apple Wireless Keyboard

 茶室の様な場所に置いて、ぴたりとそこにはまるPCが、Lionのデスクトップイメージを映したMacBook Air以外にあり得るだろうか?
同じ(?)コンピュータでありながら、クリエイティビティの観点からは段違いだ。




Technology alone is not enough. It's technology married with the liberal arts, married with the humanities, that yields the results that makes our hearts sing. -Steve Jobs

そしてAppleはイノベーションを先導する。先に行ってしまう。
Appleは、Windowsを含めた多くの企業が使う「私たちはお客様のためにこういう機能を提供します」という言い方をしない。Appleは言うのだ:
「世界は変わる。これからはこういう時代だ。だから、みんなついてこい」
そして時代を予見させるものをJobsが提示する。イノベーティブマインドはそれについて行く。現状維持と思考停止した羊マインドは横目で見ている。

私の言っていることはヘンだろうか。人によってはそう見えるかもしれない。その時、私は、自分の陶芸の師匠・大嶺實清の言葉を思い出す:
「わかる人にしか、わからない」
思考停止している者、自分が何者か考えない者、自分が使っているモノが何かを考えない者には、わからない世界がある。わかるまではそのことの存在さえ、わからないし、目の前にあっても気付かない。

Jobsは「強い顔」をしている、禅的?であり、立ち居振る舞いが非アメリカ的な感じがする。彼は何かをつかんでいる。なにか真実を。
彼がつかんでいる真実とは何なのか?
Jobsの秘密の重要なことは何か?
Tim Cookを含め、Appleの人々は彼から何を受け継いだか?

それが今後に現れる。それはプロダクトに反映する。

だから、何も騒ぐ必要はない。ただプロダクトを見ればよい。我々は思想を買っているのでなく、その産物を買っている。
今後のプロダクトを見れば、今まで誰が何を作っていたか、今後それがどうなるかはわかる。
そのプロダクトが、まるで気に入った美術品を所有しているような感覚を持たせてくれる間は、Appleは息災だ。

もちろん、それを誰が、いかに美しくプレゼンテーションしてくれるかはわからないが。その役割は、外から見えるJobsの最大の美徳であったし、ユーザーが来るべき世界の意味をつかむ助けにもなっていて、とても重要だったのだが。

私は医師という職業の冷徹な立場から、彼の存在を見て、語っている。しかし、それでももし私が彼の膵臓ガンの診断病理医だったら、Jobsが語っていたように、それがcurableであるとわかって泣いただろう。彼はマスプロダクトの生産者なのに、それほどパーソナルに我々と結びついている。

誰かが言っていた。「Steveが我々を作った」と。今になってそれが確かにわかる。Steveが今の私をつくったのだ。彼の作ったこのツールを使っていなければ、私は今の私ではなかったろう。

Thank you, and so long, Steve. You are a true miracle at this stage of digital era. And may your truth continue to thrive in Apple hereafter ever.

金曜日, 5月 06, 2011

Firefox 4.0.1 and GrApple theme

Firefox 4.0をインストールしてみたが、意外に速くならなかったのと、いつも使っているApple likeなテーマが使えず、見た目がみっともなくて使っていられなかったので3.xに戻していた。昨日辺りに4.0.1が出たので、また試してみた。速くなった。あとは見た目、ということでもともと使っていたGrAppleというテーマをみてみたが、まだ4.0対応していない。
しかしみると有志がディスカッションして、4.0.1が作られているのをフォーラムで見つけたのでやってみた。

素晴らしくすっきりと元のようになったので、ごきげん。ありがとう>作業してくださっているみなさん。

日曜日, 5月 01, 2011

統一地方選挙の話

もうずっと前の統一地方選挙の話。メモしてあったが、書いていなかった。とりあえず書いておく:
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2011年4月12日0:53:20
統一地方戦について何か書いておくべきことがあるだろうか。
象徴的なのは石原都知事再選だろうか。
Bushの2期目と同じで、混乱の時期に大衆は強いカリスマを望んだ。一方、本命の対抗馬が不明瞭のまま候補者の数だけが増えて票が割れた。石原氏にとっては赤子の手をひねるような選挙だったかも知れない。
あいまいな嫌悪感が、形にならないうちに旧守的大勢力に負けた。対抗勢力内での合意形成や協力が生まれなかった、ということか。
われわれの間では、日常的で継続的な議論や認識の深化が形成されていない。あるいはそのような継続的な議論のリスティングや、誰が何を主張しているかへのポインタがない。
インスタントで消費的なマスコミ報道しか情報ソースがない、ということかも知れない。

どうしたらいいのか。

継続的な議論とそのリスティングを手近に持っておくこと。それを忘れずに常に意識しておく、そのための枠組を用意しておくこと。
チャンスを捉えて代替エネルギー論者をねばり強く選びつづける、などなどか。
ツイットやネットの影響は驚くほど小さい。
外から見れば、それはつながってせいぜい数万。選挙区の分割から見ると微々たるもの以下と考えてよい。1ロケーションで影響力の強いマスメディアの方がずっと強力だ。ある程度のローカルボリュームの人々の間にツィツターが浸透すると集約効果と展開効果がシナジー的に現れれて超強力になるのかも知れないが、それはまだ先の話だ。

だからこそ、ローカルに、リアルな人のネットワークを築いていくことが重要だ。地道で小さな議論単位グループが自分たちのしていることには正しい意味がある、と自信を持っていられる還境を持てることが重要だ。
ファシリテーターによるサポートなどをキーに、生産的で相互に尊重のある議論の場。
ビジュアルに意見の分布がわかるようなネットツールがあるとよいだろう。
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大昔の話だ。

白洲正子「私の百人一首」

久しぶりに白洲正子の「私の百人一首」をとり出して読んでいた。茶会記を書くのに筆書きの練習のために百人一首を毛筆書きし始めて、そこから辿って行ったのだ。口絵のカラー写真が和泉式部の読み札だったのでまずそこを読んだ。
少し長目に引用する:

物思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る

私の好きな歌の一つであるが、これは保昌に捨てられた時、貴船の明神に詣で、御手洗に蛍が飛ぶのを見て詠んだ歌といわれている。小野小町と並んで、平安時代の女流歌人の双璧とみても異存はあるまい。やがて彼女も伝説の人物と化し、日本中の至るところに足跡を止めるようになって行く。それについては柳田国男氏の和泉式部研究にくわしいが、ここにあげた二、三の歌を見ても、常にあの世とこの世の中間をさまよう女であり、それが夢現の恋の陶酔と重なって、妖しい雰囲気をかもし出す。小野小町と和泉式部には、たしかに共通する何かがある。それを仮に巫女的な吸引力と名づけてもいいが、その放心的な魅力が男心をとらえ、ひいては民衆に強い印象を与えたのであろう。

これを読むと、なるほど白洲が能を修練していたことと符合する気がする。能は多くの場合、夢と現の間をシテが往き来するモチーフで出来上がっていて、白洲の文章の根幹にそのモチーフが焼き込まれている感じがする。

土曜日, 3月 19, 2011

Twitterの「公式リツイート」とデマ

今日は、ネットで、少し粗相をしている所を生越さん(ogochan)に助けてもらったので、それについて書いておく。

大震災で津波で原発事故である。大事そうなツイートがどんどん流れて行くので、一緒に乗って情報共有に協力しようと思った。

ツィッターはルーズなメディアで、引用部分も自由に編集できる。しかも140文字の制限があるので、普段は手を触れない引用部分にも、句読点などに多少手を入れて送ることがある。しかもその引用したテキストの表現形式が実装したアプリによって異なり、共通に定まった表現形式がない。
さらに、このような引用を、たとえば「リツイート」と呼ぶのか、他の呼び方をするのかも決まっておらず、最近になってそこのところの曖昧なコンセンサスが変更になったらしい。「リツイート」が「公式リツイート」になったり、ということだ。しかもこれがオフィシャルルールなのかローカルルールなのかも分からない。表現形式としてはオフィシャルだが、使用法のルールはまあローカルだろう。
そしてここまでさまざまなことが曖昧だと、全体として「まあ適当でいいだろう」という気になる。そういうルーズなスタンスで事に当たった。

私の使っているTwitterクライアントはTweetieというやつで、Twitterに買われてTwitter For Macになったやつと、そのままTweetieとしてリリースされているものの両方があるようだ。私のは後者である。このアプリは作者の方針で、いわゆる「公式リツイート」を実装していないらしい。
他方、 iPadではこのアプリは公式化されていて「公式リツイート」ができるボタンがある。
これらを使って「てきとーに」リツイートしていたら、 ogochanに「非公式RT率が高くてノイズに近い」と言われた。さらに「デマ多し」とも言われて、もう赤面した。これはまずい、と、いったん引いて考え直すことにした。。

結局のところ、アプリを「公式リツイート」できるアプリに替え、デマを拾わないように注意しながら臨むことにした。

浮き足立っているとこうも騙されやすい、あるいは不注意になるものかと我ながら愕然とした。
リセットさせてくれてありがとう>おごちゃん。

とはいうもののこの「公式リツイート」てえのはなんだよ、と思わないこともない。なにかミョーに異和感がある。なぜなのかがよくわからないのだが。どうもツールの自由度の高さと、使われ方の「厳格さ?」のようなものの間に乖離があるような感じではあるが。。

水曜日, 3月 02, 2011

7notes素晴らしい!

7notesは、 7Knowedge社の手書き入力可能なエディタであるが、とにかく手書きの入力精度がすばらしくいい。ソフトキーボードでエラーを修正しながら入力するよリ速いかも知れない。現在、実際にこれを手書きで入力しているが、一つもエラーがない。かなり乱暴な手書きも正しく認識する。

アップル社はこれを買い取ってInputMethodとして標準採用してもいいくらいだと思う。それくらい出来がいい。
手書き入力を探している人にはお薦め。

月曜日, 2月 07, 2011

プチで楽しい茶会

TEDxRyukyuの時もそうだったが、自分がステージに立ったり、亭主をしたりする状況では、カメラを持ち込んでいても自分では全く撮影に気が回らない。なので自分が撮りたい説明的な写真がほとんど存在しない、ということになる。ここに載せてあるのも別人提供の写真である。


知人の新築祝いの小さな茶会を行った。客は知人の友人の書家の方と、その知人の一家。亭主は私、半東は連れ合い。場所はもちろんその知人宅。
いわゆる「習い事」としての茶の作法を知る方々ではないので、無用な堅苦しさを持ち込むことがないように、こまごまとした茶道の約束事はばっさり、大胆に外してポイントだけを押さえたつもりにして、後は楽しく遊ぶことにした。

懐石は準備する人的・物的リソースが足りないので、全部削る…つもりが、年末に自宅で永谷園のさけ茶漬けに、いくらとウニを大葉をトッピングすると、ものすごくおいしく、一膳のグレードが上がることを発見したので、それに煮物を添えて「一膳」を供することにした。(これは事前に陶芸の師匠のところで提供してみたら大好評であったので、自信満々。)

場所はフローリングのリビングからバリアフリーにつながった六畳の和室。炉はない。短辺でリビングとつながっているので、間に戸を立てて右側を貴人口というか客の入る戸、左側を茶道口にする。勝手付方面にさらに半畳程度の幅の板のスペースがあるので、そこに瓶掛、替茶碗、お湯の継足し用の電気ポットを置いて、鉄瓶で盆略手前をすることにした。茶道口方面の室内の雰囲気がうるさいので、二曲の屏風を置いた。全面に源氏物語の桐壷の文章が行書で書き散らしてある。本人の軸まで掛けてある書家の先生を相手にどうか、とも思うが、まあ面白がってくれるんじゃないのか?、という期待でそういうことにした。


12時に席入り。お客がいらっしゃるとすぐに縁側に設置した陶器のワインクーラーにお湯を張り、蹲に見立てて手を清めてもらって席に入ってもらう。5分前に炊き上げた飯に半東が茶漬けの準備をしつつ亭主あいさつし、すぐに茶漬けと暖めてある煮物を折敷で出す。亭主、半東もいっっしょに「いただきます」。歓談しつつ食し、終りに各々の飯茶碗に白湯を少しだけ注いで、禅寺の応量器の扱いのごとく、白湯で飯茶碗を濯いでそのまま飲んでもらう。その飯茶碗で、薄茶の頂き方を1分だけ実演講義。(正面を外して飲んで、戻して拝見して正面を亭主に向けて返す、ということだけ。)中立ち。

すぐに場を清め、書家の先生の軸はたたまずに、手前に小さなカラカラに、その家にあった桜の花を一輪だけ挿して、手向けの花としてかざった。(それまでは香合の代わりに、その家にあったホオズキの実を一つ、置いてあった。)鉄瓶、替え茶碗6つ、電気ポットを準備して席入り。
菓子は老松製の御所車を出す。お祝いらしい金暈蒔絵の棗を、これも華やかな螺鈿の盆(戦前のもの?)に仕組んで入り、盆略で、自服を含めて7碗点てた。

ちゃんと仕組んだ写真がありません。
仕舞つけで道具をご覧頂いている間に、リビングに毛筆で書いた会記を広げる。席を立って出てこられたお客に見てもらうのだが、最後に「以下ニ各々一筆ヲ賜ハル」と書いてある。この一家は、お客の書家の方のところに書道の稽古に行っているので、その家の子供の書道セットを広げて、書家の方を含めて全員に会記の終りに何か書いてもらった。用紙は二枚にわたったので、あとでつなげてその知人に差し上げるつもり。

終わってさらに軽く食べ、なぜかみんなでゲーム代わりにマシュマロチャレンジを行い、TEDのTom Wujecのマシュマロチャレンジのプレゼンを聞いて、終わってみれば二時(ふたとき)、4時間を過ごしておりましたとさ。あとで伝え聞くところによると、お客様の書家の方は「私もお茶習いたい」とのことで、楽しんでいただけたようで、うれしい。

日曜日, 1月 23, 2011

Googleで和歌を探す

あまり仮名文字に詳しいほうではない。しかし好きではある。

清閑院の菓子の袋に和歌が書かれているのに気付いた。が読めない。「あふことは …はるかに…」だけはわかる。
そこで「和歌 あふことは はるかに」でぐぐってみた。


すると出てくるのである。「あふことは 雲居はるかに 鳴る神の 音にきゝつゝ こひわたるかな」 「つゝ」は「津ゝ」、「こひ」は「こ悲」だろうか。
古今和歌集の紀貫之の歌だそうな。

すばらしい>グーグルとリソースを提供してくださっている皆さん。