「古都」川端康成:例によってなにがきっかけでamazonに注文したのかわからない。なぜ注文したかわからない本がある日突然amazonから届く。もうこの状況は楽しむしかない。:)
朝日新聞に連載されたという小説。京都の四季の中で、互いの存在を知らなかった双子の女性が出会う。
単行本化された時のあとがきによれば、川端が睡眠薬の多用から回復の初期、もうろうとした状況で書いたとのこと。単行本化に際して集中的に直されたという京言葉が美しい。その雰囲気と、京都のイメージが楽しめる本。
映画化もされている。