メモだけあって記事にしていないのに気がついたので書いておく。昔の話だから印象が薄くなってしまっているが。
国立新美術館の杮落しシリーズの一つである。
モネは、いつものようにモネであった。新しく気づいたのは、彼の絵がみな、肌色っぽい色調を帯びていることだった。それはモネの色なのか?、絵の具の変質なのか?、時代の色なのか?、修復などがなされているのか?
暖かい色合いは、彼らしい、という感じもすることはするのだが、不思議なことではあった。
この美術館は、どうも美術館というよりデパートの特売場か、ショッピングモールのような印象がぬぐえない。なぜだろう。
そしてそこにはまるで特売場のにいるような雰囲気の方々がたくさん来ていらっしゃるのだが、そういう方々にも、絵を見るという体験は身のうちになにかを残すのだろう、と思うのだった。
もちろん私自身についても同じようなもの。:)