金曜日, 2月 01, 2008

真喜志好一さんのこと

大昔のパソコン通信の仲間が集まる機会があり、久しぶりにmaxiさんこと真喜志好一さんと時間を過ごした。
彼は、以前は立法院棟の保存・再生運動に心血を注ぎ(沖縄の戦後の象徴するモニュメント的存在であったその立法院棟は、保存運動の甲斐なく、沖縄県が駐車場にしてしまった)現在は辺野古の海上基地と高江のヘリパッド建設への反対運動に身を投じている。いろいろと大変な状況であろうに、再会した彼はとても元気だった。見た目はたまたま先日自宅で見つけた朝日グラフ96年の写真とさほど変わらない。

元気というか、ビビッドだった。明晰な頭脳をもち、したたかに運動のための戦略を描いている。苦労を楽しんでいる、というのとは違うだろうが、正しいと信じていることを、いたずら少年のように実践している、とでもいうのだろうか。そういう子どものわくわくした感じに似ているように思った。
そこに問題があるのを実感しながらも、PCの前でその情報を見ながら外野評まがいのことをしながら悩んで?いるのとは違う。リアルな展望をもち、現実の問題に直面している人々とリアルな関係を結んでいる。

ああいう姿を見ると「自分はどうしたらよいか?」「自分のコミットメントとはなにか?」と、つくづく思う。問題は思うその先にあるのだが。。