これも先週終わった展覧会である。
何かのはずみで神戸市立博物館にある泰西王侯騎馬図のことを知って(「芸術新潮」だった?)、観に行きたいものだと思っても果たせずにいたのだが、サントリーで同様のものがでるというので行ってみることにした。
問題の泰西王侯図の屏風をみることはみたが、私が気に入ったのは柳橋水車図屏風(長谷川宗宅筆)であった。以前に山種美術館でみた宗達の屏風のような柳の風情が気に入ったのだと思う。典型的に「和」であり、またわりかたにシンプルで現代的なテイストがあるからだろうか。それは昔の見方とは全然ちがうわけだろうが。