土曜日, 4月 20, 2019

kotoba(コトバ) 2019年 冬号 孤独のレッスン




kotoba(コトバ) 2019年 冬号 [雑誌] 
さまざまな人にとっての「孤独」に関するダイジェスト。サン・テグジュベリの虚空の孤独との過酷な向きあい方(さすがにこれは自分のリアリティからは少しはずれているが)、齋藤孝が語る単独者としての仏陀の孤独、禅僧のようなニーチェの単独者「超人」、永井荷風のライフスタイルとしての孤独、シェリー・タークルのSNSつながりすぎ時代の孤独、岸恵子の在外者としての孤独、などなど、自分には割とfamiliarな感覚で、どのケースも違和感なくうけいれることができた。「単独者」でいることの愉しさも覚悟もプロモートしている。特集ページのあちこちにフィーチャーされているエドード・ホッパーの絵の寂寞もぴったりと場にハマっている。お薦めできる。Embrace your solitude!