ラベル Elise の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Elise の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

金曜日, 3月 07, 2008

タイヤの口金の交換

クーラント漏れでパイプを交換したエリーゼは元気に戻ってきたが、以前からの問題が一つ残されていた。



鉄?の口金に「Lotus」のロゴ入りのアルミのキャップがはまっているのだが、これがアルミと鉄の間の錆(タイヤ屋さんは「白サビ」と表現した)で完全に固着してしまって、キャップが外れないのだ。
自宅でいくらかがんばったのだが、外れそうにないのでタイヤショップへ行って相談した。

「外れませんね。切って外しましょうか」
「お願いします」

ということになり、写真のようにキャップは口金ごと切り離された。もちろんタイヤからは空気が抜けるので、さきにホイルごと車から外しての作業である。新しい口金をつけてもらい、キャップを地味な黒いプラスチックキャップに交換して、つけ直したタイヤのホイルバランスを撮ってから再装着となった。

走ってみると、思い出した、このタイヤの弱点が再び明らかになった。タイヤがどっちを向いているかわからないくらいに情報がステアリングに返ってこないのだ。
エリーゼの指定空気圧は1.6と低い。このタイヤはさらにキャップが外せないことでエア調整ができず、1.4程度で走っていた。その状態だと、変形したタイヤの転がり抵抗のようなものを手に感じていたが、適正空気圧にもどったら、ほとんどステアリングにタイヤの感触がでてこなくなった。
これは運転しているとけっこうなストレスである。ステアリングを切って車体はたしかに挙動を変えているが、どうもそのことの実感が伴ってこないのだ。「大丈夫かいな、この車は」という懸念が頭を離れない。ちゃんと曲がっているのに。

今度はアドバンネオバにすべきか。。。

月曜日, 1月 14, 2008

日曜大工…



バイスにアルミの板を固定して、削っている。さて、私は何をしようとしているのだろうか。





原因はこれだ。先日出かけてエリーゼに乗り込む時に、ワイパーのアームにズボンの端を引っかけた(ズボンの端?、エリーゼの車高と、幌をつけた時の乗り込みを自分でやってみればなぜそんなことがおきるかもわかる…)
前から心配していたのだが、エリーゼのワイパー(およびウィンカー)レバーは、単純なプラスチックの棒である。いつか余計な力をかけて折ってしまうんじゃないかと思っていたが、ついに現実となったのだ。車に乗り込み、イグニッションキーを回すといきなりワイパーが動き出し、そこがどうなっているかがわかった。レバーが、ゴムのブーツだけに支えられてぶらぶらと垂れ下がっていたのだ…

うちにあるBMWもHR-Vも、このあたりのレバーは明らかにメタルを軸にしているしかしこれはまったくのプラスチック。内部はトラス状になっている。これも軽量化か…



まずは元通りにすることを考えた、スリット部分にアルミの板他を埋め込み、両側を繋ぐ。しかしパーツが多いと接合部分の弱体化につながり、また折れるかも知れない。
そもそもがこの車のワイパーはほとんど動くことがない。雨が予想される日は乗り出さないからだ。晴れの日専用車なのである。



そこで先の「削り」である。アルミ板を買って来て適切な長さに切り、スリットに嵌まるように薄く削っていたのだ。他にスペーサーとしてアクリル板を同じくらいの長さに削った。



それらを組み合わせて棒状にし、折れた本体側のスリットに強力接着剤で接着した。本当はネジ留めしたかったのだが、本体側にそれだけの大きさが無く、ネジ穴を作ると根元の部分自体を粉砕してしまう恐れがあったので接着のみにした。
24時間くらい放置すると、ちゃんと固定された。



最後にもう一つ造作が残っている。カバーブーツを取り付けるのだ。本体側はもともとはまっていたので問題ないが、棒の側の「ふさぎ」がない。
そこでアクリル板を削ってちょうどよい大きさにして、ブーツの端に取り付けてそれで穴をカバーした。こういう造作の最後はかならず現物合わせである。棒やすりでごしごしと…



これで完成。無骨なのだが、もともとまるでお姫さまのようなエレガントな見た目よりはるかに無骨な車なので、それでOKである。
そもそも晴れ車のここにはほとんど触ることがないだろう。また間違えて折りでもしない限りは… むしろ短いほうが邪魔にならずに、間違いが起ることも少ないはず…