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金曜日, 3月 26, 2010

上京:意外な発見


久しぶりに上京。ちょっと通路で地図を確認してたら、まったく人がいなくなった。空港ってのはこういうところなんだ、と初めて知った。


長谷川等伯と川喜田半泥子を観に行ったが、それ以外の時間は全く何もしなかった。というより、一日ずっと国立西洋美術館にいた。しかも特別展にも常設にも入らず、ただそこで図録を読んで過ごした。上京してこういう過ごし方をしたのもまた初めてのこと。


さらには、今回、帰路に初めて、浜松町から富士山が見えているのに気づいた。建物の間からとぎれとぎれではあるが、結構大きく見えた。江戸の浮世絵に品川やあちこちから富士山が描かれているが、それを初めて実感した。(写真は帰りの機内からiPhoneにて)

ということで、意外なことをたくさん発見した東京行きであった。たまにはこういうのもいいか。

水曜日, 6月 25, 2008

別冊宝島1533 大江戸タブー事件史

別冊宝島1533 大江戸タブー事件史

先日書店で平積みなのを見かけて、ランチの暇つぶしにでも、と買った。これがなかなかよく出来た本だった。

表紙はいかにも「別冊宝島」という雰囲気の本だが、内容は江戸時代の事件・風俗・歴史についてわかりやすく書かていて、「江戸初心者」である私にはうってつけの入門書だった。

私のような「日本史さっぱり派」にはお薦めである。

木曜日, 6月 05, 2008

昭和初期の銀座線沿線など。

ヒマナイヌ - "昭和初期の銀座線と東京、銀座、外苑前" ヒマナイヌ記録映像図書館02

ヒマナイヌカワイさんところにある映像。タイトル通りのものだが、戦前の東京ってこんなに雰囲気のあるところだったのか、とびっくり。戦争がなければ失われなかっただろうものもいろいろあるのだろう。

木曜日, 5月 08, 2008

「東京ど真ん中物語」麹町地区コミュニティ活性化委員会



麹町地区コミュニティ活性化委員会による、一段知られていない麹町地区の紹介をした本である。

構成は、まず枕として「江戸の都市計画」が説明される。その後に「麹町・番町界隈」として、番町から麹町周辺に済んだ芸能・文学・絵画等の世界の住人の物語、「永田町・霞ヶ関界隈」として山王神社のこと、この地の政変のこと、官僚の秘蔵スポットのことなど、「大手町・丸の内界隈」として三菱による大丸有地区開発の歴史と今、平将門の首塚のこと、有楽町ガード下のことなどが、研究あるいは取材レポートとしてまとめられている。

最近は上京の機会がそこそこあって、関東在の知己からもいろいろと教わることは多かったのだが、なかでも、あまりかかわることのなかった麹町周辺(実際のところあのあたりで知っているのは山種美術館ときんつばの一元屋くらいである)のことについて、知らないことをひとまとめに知ることができた。このあたりに関する知識の入口としては、コンサイスで必要な知識がとてもよくまとめられた本だと思った。

すでに絶版?、のようで、アマゾンではユーズドで入手可能。