月曜日, 12月 24, 2007

「世界を魅了したティファニー 1837 - 2007」東京都庭園美術館

畠山記念館から東京都庭園美術館へ行く、となると、土地者でないので交通機関の利用を考える。高輪台から五反田に出て目黒から?、などと。
ところが地図で見ると、この二つは直線距離で800m程度、経路をたどっても1.2km位しか離れていない。さてどうしたものか…
それで歩いてみることにする。



畠山記念館で「ここから庭園美術館ですと、タクシー頼むと怒られますかね…」などと聞くと「歩いて行けますよ」となる。ちゃんと手製の経路地図まで準備されていてそこにボールペンで「ああいって、こういって」と教えていただいた。どうもありがとうございました。




それで庭園美術館である。開催されているのはティファニーの宝石展。どこでもそうかもしれないが、ここは催し物によって客層がだいぶ変わるように思う。前回、バレエ・リュスで来た時は、いかにもクリエイター的な人々が多かったのだが、今回は「セレブ風」がずいぶんと多い。

しかも、女性の好みというのがこれくらい明確に現れているのをこれまで見たことがなかった。展示品は全て宝飾品だが、誰が見ても明らかに、石のついている展示品と、そうでない展示品では集まっている女性の数が違うのであった。女性の鉱物に対する嗜好をあらためて実感したのであった。
私は何を感じたのか? 最後の部屋にあった、ダイヤを指輪に新しい手法の「ツメ」を使ってマウントし、それによってダイヤの下側から通ってきた光がさらにそれを輝かせる手法に感心したのだった。

Googleに経路探索をさせると、ここから東京都写真美術館までも歩け、という。そうなのだが、さすがにくたびれたので、目黒>恵比寿>動く歩道で移動することにした…